入院のお見舞い基本マナー

入院のお見舞い基本マナー

2022 ⁄ 09 ⁄ 26

親戚や知人、友人の入院の知らせを聞いたとき、すぐにでもお見舞いに駆けつけたい気持ちになった方は多いはず。

また、

「どのタイミングで行けばいいだろう」

「お見舞い品のタブーはあるのだろうか」

「お見舞い金の正しい渡し方が分からない」

と迷った経験もあるかもしれません。

本記事では、入院先へのお見舞いの基本マナーをご紹介します。

 

1.お見舞いに行くかどうか迷ったら

親しい人が入院したと聞いたら、すぐに駆けつけたい気持ちになることもあるでしょう。

しかしながら、まずは、入院している相手の立場になって考えましょう。

相手は本当にお見舞いに来てほしいと望んでいるのでしょうか。

入院している相手は、以下のような状況かもしれません:

 

  • 手術直後で痛みや苦痛がつらい
  • しばらく入浴できていない
  • 病気で弱った姿を見られたくない
  • 薬や手術などの影響で、外見が以前と違っている(脱毛・むくみ・体重の減少など)
  • ゆっくり眠りたい
  • コロナウイルスの流行が気になっている.

 

こんなとき、お見舞いの人が訪ねて来ると、かえって相手の負担になるかもしれません。

まずはご家族や近しい人に

「相手の体の調子は良さそうか」

「病院の面会時間はいつか」

などを確認しましょう。

そして、お見舞いに行きたい旨を相談してみましょう。

このとき「つらかったら遠慮なく断って」と添えるのも思いやりです。

また、新型ウイルスの感染防止のため、お見舞いが禁止・制限されている病院もあります。

事前に必ず、病院のホームページなどを確認しましょう。

2.【お見舞いを渡す日】ベストタイミングは入院3~5日後

お見舞いに行くことが決まったら、伺うタイミングや時間帯にも気を配りましょう。

お見舞いを渡す日は、入院してから3日~5日が経った頃、または、手術から数日が経った頃がいいでしょう。相手も比較的落ち着いているタイミングです。

逆に、入院や手術の直後は絶対に避けましょう。

また午前中は検査などの予定が立て込んでいる場合があるので、午後に伺う方が無難です。

面会時間も事前にチェックし、必ず守ってくださいね。

3.【お見舞いの品物のタブー】生花や食べものは持参しない

生花や食べ物を渡すことは、お見舞いでは避けた方がいいでしょう。

ここではその理由を解説します。

■生花

お見舞いの際、お花を差し入れようと考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、お手入れや衛生面の観点、また、花粉症の方への配慮といった理由から、生花の持ち込みが禁じられている医療機関も少なくありません。

近年人気が高いのは、生花を加工して、水が無くても数か月~数年単位で保存が可能な「プリザーブドフラワー」です。華やかな色で少しでも明るい気持ちになってほしい、と思うときには検討してもよいでしょう。

なお、菊の花はお葬式を連想させる仏花ですので、お見舞いには不向きです。

また、鉢植えの花は「根が付く」→「寝付く」を連想させるため、こちらもお見舞いには持参しないように気をつけましょう。

■食べもの

また、食べものの差し入れは、多くの医療機関で基本的にNGです。

病院の食事は、治療の一環として、栄養面に配慮されたメニューが提供されています。

塩分や糖分のコントロールが必要な場合もありますので、お見舞いに食べものを持っていくことは避けた方がいいでしょう。

なかには、特定の病気に効くとされる健康食品やサプリメントをインターネットや書籍などで調べて差し入れされる方もいるようです。お相手の健康を願って、良かれと思っての気持ちかもしれませんが、現在受けている治療に影響する可能性もあります。こうした差し入れは避けるべきでしょう。


4.お見舞い先で気をつけるべき3つのポイント

お見舞いのポイント① 短い時間・小人数で

病室の滞在時間は20~30分程度がよいでしょう。

長居すると相手を疲れさせてしまう可能性があります。

来てもらった本人からは「もうそろそろ帰って欲しい」とは言いにくいものです。

時計を確認しながら、短い時間でおいとまするように心がけましょう。

また、お見舞いにはできるだけ少人数で行くことをおすすめします。

大部屋に入院中の場合、相部屋の方の体調によっては、話し声が負担に感じられることがあるかもしれません。

お見舞いのポイント② かける言葉に配慮を

■励まし過ぎない

「がんばって」「早く元気になって」という言葉をかけてしまいがちですが、

ご本人は多くを語らなくても、つらい治療をすでに精一杯がんばっているのかもしれません。

その場合、「がんばって」という言葉が逆に相手を傷つけてしまうこともあります。

励まし過ぎることなく、「治療を頑張っているんだね」「応援しているよ」など、相手をねぎらう言葉を選ぶことをおすすめします。

■治療のことをこちらから聞き出そうとしない

病気ケガなどの治療などについて、こちらから詳しく聞こうとするのは避けましょう。

もちろん、ご本人がつらい気持ちや愚痴などを聞いてほしいようなときには、「大変なんですね」と耳を傾けることが気晴らしになることもあるでしょう。

■治療の内容などに踏み込まない

インターネットや書籍などで見聞きした治療法を一方的にすすめたりすることは避けましょう。早く治ってほしいとの気持ちからの厚意であったとしても、相手をやみくもに不安にさせたり、主治医の先生との信頼関係に悪い影響を及ぼす可能性もあります。

お見舞いのポイント③ 手紙やラインで心のこもったメッセージを

■手紙

お見舞いのポイント①でも紹介したとおり、病室に滞在する時間は20~30分程度の短い時間にするのがマナーです。

短い時間ではお見舞いの気持ちを伝えきれないとき、心のこもったメッセージをお手紙にして渡すことも喜ばれるでしょう。

都合でお見舞いに行けないときなどにも、お見舞いの気持ちをお手紙で伝えてみてはいかがでしょうか。

手紙を書くときのポイントは、お見舞いのポイント③でもご紹介したとおり、相手に配慮した文面にすることです。

 

・「がんばって」と励まし過ぎない

・治療のことをこちらから踏み込んで聞こうとしない

・自分が良いと思った治療法などを一方的にすすめない

 

■メッセージアプリ

また、LINEなどのメッセージアプリでお見舞いのメッセージを送ることもできますね。

ただし、気軽に送ることができる分、かえって、相手が「返信しなければ」とプレッシャーを感じることもあります。メッセージを送る際は、特に以下3点に気をつけましょう。

 

・長くなりすぎない

・送る時間に気を付ける(スマホの設定次第で、夜中に通知音がなってしまう可能性もある)

・「返信気にしないでね」と添える

 

5.【お見舞金の贈り方】のし袋と金額の相場

お見舞いに行く際にはお見舞金をお渡しすることも多いものです。

ここからは、お見舞い金の贈り方について解説します。

お見舞金の贈り方① のし袋

■結び切りののし袋

お見舞い金を贈る際は、赤色結び切りの水引きのついたのし袋を選びましょう。

■蝶結びののし袋は使わない

「蝶結び」には、「何度あってもいいこと」という意味があります。

病気は何度もかかってはいけないので、「蝶結び」ののし袋は避けます。

 

また、黒白・銀色・黄色(関西で主流)はお悔みの際に使われる不祝儀袋ですので、誤って使ってしまうと大変失礼にあたります。くれぐれも気を付けてください。

お見舞金の贈り方② お見舞いの相場

お渡しする金額は、相手の立場によってさまざまです。

目安については以下の表を参考にしてみてください。

<お見舞金の金額目安>       
贈る相手との関係性 金額
親族 5,000円~1万円
友人、知人 3,000~5,000円
同僚 3,000~5,000円
上司、目上の方 3,000円~1万円
取引先の方 1万円~3万円

 

ただし、目上の人に現金渡すと失礼になる場合もあります。

また、同じ勤務先の方が入院されたときには、社内にお見舞金に関する規定がある場合や、みんなでお金を集めて一緒に渡す場合もありますので、事前に周囲の人に相談することをおすすめします。

 

6.お見舞い品に「いいさじ加減」のスプーン 

「猫舌堂」のiisazy (イイサジー)

がんや麻痺などによって食べることに苦痛を経験した方々が、食べる喜びを取り戻すきっかけを作りたい。そんな思いから看護師やがん経験者のメンバーによってオープンしたのが猫舌堂です。

猫舌堂のオリジナルカトラリー「iisazy (イイサジー)」は、口の中に入る部分は1mm単位で削りだし、口の中で感じる微妙なズレを何度も改善しながら開発しました。

生きることは食べること。

食べることは生きること。

家族や大切な人との食事がもっと楽しくなるカトラリー。入院中の方にも、そうでない方にも、「くちびるが感動する」体験をお届けします。

■iisazy スプーン(左)

一般的なスプーンは厚みと角度があるため、口に入れて引き抜くときに上くちびるに「ガチッ」と当たってしまいます。iisazyは薄く平たい設計なので、口が開きづらいかたでも口から「すぅー-っ」と引き抜けます。

■iisazyフォーク(右)

iisazyスプーン同様、薄く平たい設計です。幅が狭くフォークの歯が浅いので、パスタなどの麺料理もちょうどよい量を巻き取れます。

イイサジースプーンを詳しく見てみる

お見舞いでは生花や食べものなどタブーとされている品物もあるため、何を持参したらいいか迷うことも多いでしょう。

そこで、少々以外かもしれませんが、「お見舞いに、スプーン」という選択肢もあります。

「食べること」は入院中も退院後もずっと続きます。

そんな毎日の食事に寄り添ってくれる「いたわりデザイン」のスプーンを贈れば、相手へのさりげないお心配りになりますよ。

▼詳しくはこちらから

 

7.入院中の方に心のこもったお見舞いを

親しい人が急に入院したら、すぐにでもお見舞いに行きたくなりますよね。そんなとき、マナーを守り、素敵なお見舞い品を贈ったら、きっと相手も喜んでくれるのではないでしょうか。

そして、あなたの相手を気づかう気持ちが一番大切です。

あなたの大切な人の、入院中の笑顔が増えますように...

 

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