「猫めし」シリーズでは、「なんとなく食欲がわかない」「食べづらい食材がある」……といったご経験がある方からの、
「今日はこれを食べてみたよ!」
「この食材、こんな食べ方もあるよ!」
のお声を紹介していきます。
「実家のカレーライス」by あっ!外、雪さん(胚細胞腫瘍*)
*胚細胞腫瘍(はいさいぼうしゅよう)について、詳しくは がん情報サービス の情報をご参照ください。
私の「猫めし」は、 実家のカレーライス です。
実家で作るカレーは、昔から父が家庭菜園で作った野菜を使っています。
私が抗がん剤治療で入院中、面会に来てくれるときはいつも夏、秋、冬、春と季節野菜を持ってきて、ベッドサイドのロッカーに勝手に入れて帰っていきます。
私が「においで具合が悪くなるからやめてくれ!」と言っても父は「大丈夫! おいしいから」と言ってやめませんでした……。
きっと父の優しさなのでしょうね(笑)。
そんな父が作った野菜で母が作るカレーは、昔から具が大きい……。そして頼んでもいないのにソースがかけられています。
治療も終わり数年、先日実家に帰ったらカレーが出てきました。
「うーん! 家のカレーだ。おいしい!」
大きなジャガイモはイイサジーでいいサイズにカットして食べました。
大好きな実家のカレー。両親に感謝ですね。
※記事の内容はその方個人の感想・体験です。すべての人に当てはまるものではありません。